マンション管理に関する法律

マンションの管理には様々な法律が関係してきます。マンションの管理では、これらの法律に違反しない管理が求められます。マンション管理士の試験にも法律の内容が多く出題されています。

 

どのような法律がマンション管理に関わってくるのか、いくつか挙げておきましょう。

 

・民法
生活に直結している一番身近な法律です。
コンビニでコーヒー1つ買うのも、民法に則った売買契約です。
この中の取引や契約などがマンションの管理に関わってくるので原則をしっかり理解しておきましょう。

 

・区分所有法(建物の区分所有等に関する法律)
専有部分・共用部分の考え方は、この法律に基づいたものです。

 

・被災区分所有法(被災区分所有建物の再建築に関する特別措置法)
・マンション建替え円滑化法
・不動産登記法
・借地借家法
・住宅の品質確保の促進等に関する法律
建物の骨組みや屋根など構造上重要な部分に関する法律です。

 

・宅地建物取引業法
・都市計画法
・建築基準法
自由勝手に建物を建築することはトラブルの元になります。そのようなことがないように、基準を定めています。

 

・消防法
・水道法
・マンション管理適正化法(マンションの管理の適正化の推進に関する法律)
マンション管理士や管理業務主任者はこの法律で定められている資格です。

 

法律ではありませんが、マンション標準管理規約やマンション標準管理委託契約書、マンション管理適正化指針などマンション管理士が知っておかなければならない事項が数多くあります。